スクールではどういうことをするの?
スクールでは、どんなことをするのか、イメージしやすいようにお伝えします。以下の動画を見てください。
3分くらいでざっくり講座がわかります。

以下は、動画では尺の問題で話せなかった背景について、記載します。

講師

目指すところ
まず、到達目標ですが、抽象表現をすると以下になるように講座設計しています。

全く投資を知らない初心者が、例えば、、、

つまり現段階で上記の方が、

1.金融機関のトレーダーやファンドマネージャーとして、働き始められるレベル

2.大体、目安としては講座受けた後に、トレーダーやファンドマネージャーとのミーティングの7割くらい話がわかるレベル

ただし、仮に金融機関のトレーダーやファンドマネージャーになるつもりがなくても、ハイレベルな個人投資家となりたい方にとっても上記のレベルは学習すべきだと思います。

個人投資家も機関投資家の専門職レベルの実力を目指すべき理由
個人投資家も機関投資家の専門職レベルを目指すべきだという理由は2つあります。
1つは、機関投資家は同じ土俵で戦うライバルだからです。
機関投資家の中で働くトレーダーやファンドマネージャーなどの考え方を知ることで、機関投資家という投資の世界における影響力の大きなプレイヤー達が何を考えているか理解できます。

実は機関投資家の中も個人投資家も、ニュースやトピックに含まれる、重要な事実については、ほとんど同じものを見ています。
確かに全て細かい部分まで簡単に個人投資家も見れるかというと、それは難しいかもしれません。
ただし、今はレポートもたくさん金融機関が発行しているので、大本のデータを実際に操作することはできなくても、いろんな専門家の分析結果を見ることができます。
機関投資家と同じ土俵で戦う以上、個人投資家もある程度、日々移り変わる情報を正しく消化でき、それを分析し、投資につなげられる能力は必要です。

2つめの理由は、金融市場の全体を理解すれば、投資のチャンスを増やせるからです。
機関投資家のトレーダーやファンドマネージャーは、担当する投資商品以外もある程度理解しています。
なぜなら、金融市場を構成する要素は一続きで連動しており、一つの要素に異常が起こると、その影響が自分の担当している投資商品に派生する可能性があるからです。

個人投資家においては、金融市場全体、また株・債券・為替・商品(金属や原油など)などの全体を把握しておけば、投資チャンスが圧倒的に増えます。
相場というものは、基本どの時期をとっても難しいです。ただし、全体的に難しい時期でも、一部の資産クラスは比較的動きが読みやすいということはよくあります。
具体例を示すと、例えば株だけしかわからなければ、わかりやすい相場になるまで待つしかありません。しかし、その待っている間、為替や金属の値動きがわかりやすいという状況も多々あります。
この場合、株だけしかわからない人は、為替や金属という投資対象のチャンスを見逃してしまいます。それは非常にもったいないことです。
何も自分から縛りを設けて、わざわざ難しいところで勝負する必要はありません。少し他の資産クラスの学習をすれば、株のみだけではなく他の投資対象まで選択肢に入れることができるのです。

上記を踏まえた講座設計
私の講座では、上記の状況を踏まえたうえで作っています。
まず、専門的な金融知識は機関投資家の中で私が実際に使っていた知識を、カテゴリに分けて、さらにトピックに分けて細分化しました。
細切れの時間で、集中力を保ったまま見れるように、3分程度にしています。また、簡単にかみ砕いて、図にして表現しています。

ただし、単に、金融知識をつけただけでは、成果を出すことはできません。
言い換えるなら、仮に、同じ金融の知識があるからといって、同じ成果になるわけではありません。

知識があることは、単に参戦するためのチケットを持っているだけです。
戦って勝つには、金融知識を道具として、日々の移り変わる情報という材料を扱うための、思考能力が必要です。
その点、この講座では「才能」や「地頭」が無かったというような曖昧な表現で形容して諦めるようなことにならないように、投資に必要な能力開発も行うことにしています。

他の講座との違い
私の講座はざっくり以下を学びます。

詳細は以下になります。オンライン動画学習です。
※2024/11/30時点です。不足があれば常に見直しを行っています。

以下のセクションに分かれています。

1.記憶力
プロセス、精緻化、体制化、二重符号化、偏桃体、海馬、睡眠、学習の転移、理解、抽象・具体、日々の情報集積
2.思考力
ロジカルシンキング(論理)、ラテラルシンキング(アイデア)、相関、帰納法、水準と傾き、比較パターン、一次情報と二次情報、投資に必要な3つの目
3.入門
複利、分析の大分類、情報媒体、便利サイト、日々の情報取得
4.景気
GDP、一次・二次・三次産業、GDPの三面等価、景気サイクル、景気の変動要因、景気の流れ、個人消費の影響、鉱工業の影響、鉱工業生産指数の重要性、景気先行、景気の先読み、景況感指標、在庫循環、雇用と物価の重要性、雇用統計の用語、雇用統計の指標、インフレーションの種類、名目値と実質値の違い、期待インフレ、GDPギャップ、貿易統計の構造、景気指標の整理、指標は方向が重要、一次統計と二次統計、指標の国へのインパクト、指標のノイズ、雇用と物価の整理、指標における実質値、予想コンセンサスの整理
5.グローバルマーケット
国の影響力、各国影響力の概観、日本の個人消費、日本の輸出先、日本の経済指標、米国の小売、米国の消費者マインド、米国の中古住宅、米国の景況感、米国の雇用統計、独の欧州の中での影響力、欧州の人口、独の産業比率、独の輸出、独の経常収支、欧州の輸出依存、欧州各国の輸出依存度、欧州各国の失業率、独の景気指標、EU加盟、EUの問題、ユーロ圏の政策、ユーロ圏の問題、EUの統治機構、EUの財政規律、中央銀行、日銀金融政策、信用創造とマネタリーベース、日銀とバランスシート、米中銀、米政策会合、米テイラー・ルール、FRBのバランスシート(BS)、FRBバランスシートの拡大と縮小、FRBバランスシートの縮小の他機関への影響、米国MMFの位置づけ、FF金利(フェデラルファンドレート)、欧州中銀
6.先物
先物とは、先物の目的、先物理論価格、コンタンゴ、先物ポジション、先物の値動きへの影響、ポジション量の偏り
7.原油
変動要因、原油とは、石油の使われ方、産油国、中東の影響、海運、パイプライン、消費国、取引所、原油とSDGs、OPECの目的、OPEC+、石油メジャー、シェール革命、シェール埋蔵国、シェール埋蔵マップ、米シェール埋蔵エリア、石油指標
8.債券
変動要因、債券発行、債券利回り、金利と価格、新発債の入札、短期・長期の変動要因、イールドカーブの変化、逆イールド、債券のスプレッド、格付け機関、プライマリーバランス、財政持続可能性、証券化、資産担保証券(ABS)、米国MBS(住宅ローン担保証券)、米国MBSの整理、金利スワップ、レポ取引
9.為替
変動要因、為替取引、ペアの表記、通貨流通量、クロス通貨、為替市場、各為替市場の時間帯、為替は綱引き、為替と金利、為替と物価、為替と経常収支、為替介入の種類、為替介入の概要、為替介入(円売り・不胎化)、為替介入(ドル売り)、為替介入額の推計、ドルインデックス、ヘッジコスト
10.株
変動要因、株主の権利、財務三表、貸借対照表、貸借対照表の構造、損益計算書、黒字倒産、キャッシュフロー、キャッシュフロー計算書、フリーキャッシュフロー、財務三表の繋がり、減価償却、デュポンモデル、収益性指標、安全性指標、効率性指標、株価分析、サステイナブル成長率、簡易的な企業価値評価、増資、外部提携、M&A、産業のライフサイクル、5F分析、ポジショニングマップ、ポーターの基本戦略、3C分析、コトラーの競争地位分析、SWOT分析、VRIO分析、PEST分析、PLC分析、PPM分析、バリューチェーン分析、株式分析の全体像、企業調査、WACC、DCF法、DDM(ゼロ成長モデル)、DDM(一定成長モデル)、DDM(2段階成長モデル)
11.金(ゴールド)
変動要因、採掘、需要内訳、産出埋蔵国、消費国、中央銀行保有高
12.投資信託
投資信託、投資信託の解約、投資信託のリスク、代表的な運用指標、運用方式、目論見書の構造、ETF、ETN
13.チャートフィッティング分析
チャートフィッティング、思考フロー、フィッティングチャートの加工、為替と2国間金利、資源国通貨1、資源国通貨2、隣国通貨1、隣国通貨2、隣国通貨3、アセット間1、アセット間2、政策金利と短期金利、(参考)イールドカーブの変化、(参考)VIX
14.板
相対取引と取引所取引、時間・価格優先の原則、成行き優先の原則、板の構造、チャートの形成、流動性の評価
15.テクニカル分析入門
テクニカル分析における因果関係、相場は2種+1種、為替の値動き特性、ダウ理論、ダウ理論の主要トレンド、ダウ理論の転換シグナル、出来高と価格、ダブルトップ、ヘッドアンドショルダー、フラッグ、トライアングル、アセンディングトライアングル
16.ローソク足
ローソク足、確定の重要性、確定値と暫定値、上位足、長いヒゲ、ピンバー、スラストアップ、インサイドバー、アウトサイドバー、ランウェイアップ、フェイクセットアップ、セリングクライマックス
17.ラインの引き方
ラインの性質、水平線と節目、レジサポ転換、目立つ箇所、価格帯別出来高、板、実体とヒゲの境目、総括
18.インジケーター
トレンド指標とオシレーター指標、移動平均線、移動平均の算出、移動平均線のクロス、移動平均線の設定、正規分布、ボリンジャーバンド、RSI、ストキャスティクス、MACD
19.トレード
効率的市場仮説、サプライズ、アノマリー分析、トレード全体像、期待値、期待値の発見、破産確率、損益率、バイアス、認知バイアス、感情バイアス、マルチタイムフレーム、順ピラミッティング、逆ピラミッティング、イコールポジション、リフレクティング、レバレッジピラミッティング、流れの総括、利ざやの取り方(トレード実践編)、(参考)ヘッジファンド手法
20.ポートフォリオ
リスク、リスクの種類、アセット別リスクリターン、リスク許容度、レバレッジ、コアサテライト戦略、キャピタルゲイン・インカムゲイン、アセット・エリア分散、時間分散、インデックス、αとβ、セクターローテーション、シャープレシオ、ポートフォリオの組み方

私の講座と、他社の講座との一番の違いをお伝えします。
それは、金融・投資知識だけではなく、能力開発の内容も含まれるということです。

他社の金融・投資講座の多くは、一般的な金融知識を学習しましたね、あとは「あなたの才能があれば」戦えると思います、(=才能がなければ難しいですね)というように感じます。表には出さない、あくまで本音のところです。

私の講座では、「才能」と呼ばれる曖昧なところも能力開発をして補完できるようにしています。金融知識以外の投資家としての素養の部分です。

私が考える、その「才能」とは、大まかに分解していくと、以下のようなものがあげられます。
①記憶能力・・・日々流れる情報を記憶する
②思考能力・・・記憶した基礎知識や日々の情報の記憶を材料として、投資分析や判断を行う
③メンタルの管理・・・すでに決めた合理的な投資判断を、一時の感情で非合理的な行動に流されないようにする

そこの部分も講座では一つ一つ紐解いていきます。
上記の能力は絶対に必要ですが、これは金融や投資というより、もはや能力開発というカテゴリになるので、そこまで教えている「金融・投資」講座はないはずです。
しかし、金融機関のトレーダーやファンドマネージャーという役職は東大卒の中で選りすぐりの人間がその職につくというのが標準的です。つまり才能や地頭は当然一定レベルは保証されています。少なくとも私の周りはそうでした。
私の所属していたチームは5名で5.5兆円運用していたので、頭数で割ると1人1兆円。
その莫大な金額を任せるには、人事部の立場としても、それこそ超人的な人間しか任せたくないのではないでしょうか。

つまり、同じ土俵に立っている機関投資家の中の人は、金融知識は持っていて当たり前で、素養や才能や地頭という部分は高いレベルにあり、
そこに個人投資家が参戦する以上、ある程度その素養はもっていないといけないということです。

私の講座では、金融知識のみならず、その「能力開発」にも力を入れました。
記憶能力、思考能力、メンタルの管理についての専門的な話を講座で解説しています。

私の想い
最後に私の想いを語らせてください。
私の人生を通して、何度かあった最大級の喜びは、自分が誰かの役に立ち、
そしてその人の人生を変化させ感謝の気持ちを受け取ることです。

したがって、皆さんからお金をもらい、ビジネスとして行っているのはもちろん事実ですが、
お金をもらえればそれでよしなどは全く考えず、受講した生徒は絶対に成長させるぞという意気込みを持っています。
それが私個人の人生の幸福につながると考えているからです。

みなさんが、投資で成果を出したいという目標にコミットするのと同様に、
私は、皆さんを投資で成果を出せる人材を育てるという目標にコミットしてこの講座を作っています。

コンセプトを整理すると以下だと考えてください。
他社の講座・・・金融知識を教える→知識をつけてもらうことがゴール
私の講座・・・金融知識+能力開発+実務的な分析・判断の手順を教える→投資で成果を出してもらうことがゴール(プロでも負けることはあるので、約束は決してできません)

長くなりましたし、難しいイメージを持たれたかもしれませんが、
実は入学してから皆さんがやることは単純です。
むしろ皆さんが単純に行動しても成果につながるために、当社はお金をいただきます。

1.まずは私の3分程度の動画を280本ほど、まずは1周、勢いで通して見る。
それで大体全体像がわかります。見始めればすぐ終わるのではないでしょうか。

2.毎日スマホで情報収集する
Bloombergやロイターのニュースを読む。
銀行や証券会社や経済研究所のレポートを読む。
チャートサイトやアプリでチャートを見てみる。

3.わからないところは、ピンポイントでわからないところを説明している動画に戻る。

たったこれだけです。それを3ヵ月程度行えば、効率よくメキメキと力が付きます。

投資してもしなくても、お金を使っている以上、一生、金融や経済にはふりまわされます。
どうせ逃れられないならこの機会に腰を据えて、たった1,2か月程度頑張ってみませんか?
人生100年時代と考えれば、短い期間です。
もう一度、内容欄見てください。死ぬまで役に立つ知識です。

皆さんの入学をお待ちしています。
お申し込みはこちらから

Categories: Guide

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