自学習用の書籍紹介
自学習用のおすすめの本を紹介します。
当スクールの講座では、要領よく学習するために、私が実際に実務で使った知識や思考方法を教えていますが、
都合上、スクールに参加できないという方は、以下の書籍を使って学習を行うのが良いでしょう。
全て中古でよいです。最新の情報は金融機関のレポートを読んでください。

学習教材は以下になります。
大きく分けて2パターンの学習方法があります。
目的は投資で勝つことで、知識取得はその手段です。
1.逆算的な学習方法・・・即効性が高い。応用は利きにくい。日々の情報取得の効率が上がりにくい。
2.基礎からの学習方法・・・即効性低い、応用は利きやすい。日々の情報取得の効率は上がりやすい。

さじ加減の問題で、バランスよくやってください。サラッと飛ばしながら全体を薄く勉強した後に、その都度情報に触れるたびに、辞書的に参照していくやり方がよいです。やる気が起きるやり方を考え、力を抜いて取り組み、継続していくとよいです。相場は10年後もありますし、コツコツ続けることが大切です。

ご自身でご購入ください。中古で古くて安い本でいいです。一度、流し読みをしてください。役に立たない箇所や、読む気が起きないところは、飛ばしてください。書籍を読むことは手段であって目的は投資で勝つことなので、ざっと全体像が見えて、金融の基礎知識の概観のようなものが頭に出来上がればいいです(記憶の精緻化のため)。隙間時間に何度も、眺めたり、全体を流し読みして、いざ分析する際に該当ページを開いて参照したり、わからない話が出てきた際に、辞書替わりにして該当のページを理解していくというやり方がおすすめです。知識は読んだ時ではなく、使うことで定着していきます(想起による定着)。

①効率的な記憶の仕方
学習前に、記憶の仕組みについて理解しておけば、学習効率は上がります。
だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法

②論理思考
投資は論理思考を常に使うので、まずは事前準備として基礎的な思考力を身に着ける必要があります。
3分でわかるロジカルシンキング

③経済の理解
扱う金融商品がグローバルマーケットの影響を受ける場合、基礎力を身につければ実力が安定します。何回かざっと流し読みして辞書がわりにしてください。わからないところは飛ばし。
証券アナリスト1次テキスト(経済)

④企業分析
財務を読み解くことで、会社の資産状況や損益の状況を確認できます。また、それらの会社の状態は事業の行った結果でもありますので、長期保有をするのであれば、事業分析まで行うことをおすすめします。何回かざっと流し読みして辞書がわりにしてください。わからないところは飛ばし。
日商簿記3級テキスト・・・財務諸表に慣れる
証券アナリスト1次テキスト(財務分析)・・・財務分析
中小企業診断士1次 企業経営論テキスト・・・事業分析

⑤証券分析
ポートフォリオの組み方や基礎的な投資戦略について学ぶことができます。デリバティブも学べます。何回かざっと流し読みして辞書がわりにしてください。わからないところは飛ばし。
証券アナリスト1次テキスト(証券分析)

⑥現在のマーケット構造への理解
抽象的な知識を具体的な知識に昇華させてくれます。実務書です。ここまで読んだらマクロ分析の本はもう読まなくていいです。わからなくてもいいから、適当にざっと流し読みして辞書として使うか。予測の章から遡って読むといいです。

⑦テクニカル分析
名著。昔からあります。自分も古い方は持っています。相場歴長い人は持っているイメージはあります。好きなページから読んでください。

⑧トレードスキル
最終的に得た知識をトレードで生かすための本です。ここが抜けると、結局勝てません。期待値や、損切、破産確率、海外の名著特有の冗長さは、『まとめ』の項目を最初に読んだり上手くやってください。システム~とタイトルついてますが、プログラムつかってるって意味ではなく、手動でシステマチックにトレードするの意味です。

⑨世界情勢
地図の上に吹き出しのような形で、統計情報や出来事が載っています。項目は国際情勢、紛争問題、社会、産業などです。これは必須ではないです。全体感はつかみやすい。
ニュースがわかる世界知図

⑩数学
金融の統計的に分析する際、以下の本で数学を学習するといいです。個人で資産運用するのであれば、ここまで必要ありません。むしろ時間の無駄です。専門職として働くことになる方、趣味でやりたい方、仮想通貨のBotterとして活躍したい方のニーズに合うかもしれませんので紹介しておきます。
https://www.amazon.jp//dp/4887860382

全体を通して
全体を通してですが、以下の2点の読み方を併用するとよいかと思います。
1.ポイントはざっと全体を読む方法(流し読み)
2.実践中に出てきたところを辞書的に調べる(精読)

上記は「書籍で学習するなら」の話です。
必要な知識を得るには、様々な書籍を読まなければいけませんが、
書籍だけでは埋まらない部分もあります。
書籍だけでは、足りない部分がたくさんあるので、自分でそれが何か悩みながら投資をしていくと思います。
失敗を何度か繰り返すと思いますが、意識のもってきかたとしては、以下2点に気をつけてください。
1.『大きな』失敗をしない
2.短期間で大儲けという夢を見ないで、長い期間でコツコツ続ける

私の講座では、私の実務経験の中で必要だった知識と能力を教えているので、
何度も失敗して失敗の原因について悩むのが嫌な方や、最短距離で最初に必要な知識や能力を元プロから教えてもらいたい方はぜひ受講を検討してください。

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